AI面接を受けたら、AIの点数だけで合否が決まってしまうのでしょうか。そうとは限りません。
harutaka AI面接は、AIの役割を情報の収集・整理とし、合否判断は採用担当者が行うと明記しています。PeopleXも、AIによる評価は人間の採用判断を支援する参考情報であり、最終的な意思決定は人間が行うことを原則としています。
ただし、ここから「どのAI面接でも、人が必ず録画を最初から最後まで見る」「AIの評価は合否に影響しない」とまでは言えません。製品にできることと、導入企業がそれを選考でどう使うかは別の話だからです。
この記事では、受検者が案内から読み取れること、外からは分からないこと、分からないままでもできる準備を順に整理します。
受検案内と公式サイトから分かること
使われるサービス名と面接の形式
案内メールや受検URLに、サービス名が書かれていることがあります。サービス名が分かれば、録画した回答を提出する形式なのか、AIと対話する形式なのか、人の面接をAIが記録する形式なのかを調べられます。形式によって、AIが担う仕事は変わります。
公式サイトに書かれたAIの役割
製品の公式サイトでは、録画、文字起こし、要約、評価レポート、項目別の評点など、AIが扱う範囲が説明されている場合があります。
たとえばPeopleXの評価レポート機能では、音声、テキスト、動画をもとにAIが評価レポートを作ります。企業側は、AIの評価に加えて録画と文字起こしも選考判断の参考情報にできます。
harutaka AI面接は、企業ごとに評価軸、質問内容、深掘りのシナリオを設計できます。一方で、AIが自動的に合否を決める機能は実装しないと説明しています。
選考のどの段階で使われるか
案内に「一次面接」「選考の一部」などと書かれていれば、そのAI面接が選考のどこに置かれているかが分かります。後日、人との面接が予定されている場合もあります。
受検者の側からは分からないこと
同じサービスを使っていても、次のような情報は導入企業の内部にあり、受検者向けには公開されていない場合があります。
- どの評価項目を重く見るか
- 評価レポートの点数に通過基準があるか
- 録画、文字起こし、AIの評価を、誰がどの順で確認するか
- AI面接の結果と応募書類をどう組み合わせるか
- 次の選考へ進める人数
PeopleXは、企業が事前に設定した質問と、それに対応する評価項目に沿ってAIが評価すると説明しています。同じ製品でも、企業によって質問や重みづけが同じとは限りません。
提供会社が「最終判断は人」と示していても、人が何を根拠に判断するかまでは一律ではありません。AIが作った評価レポート、録画、文字起こしのいずれも判断材料になり得ます。
分からない部分との付き合い方
人が最終判断するなら、AI面接はそれほど重要ではない、とは言えません。AI面接で集められ、整理された内容は選考の材料になります。回答に本人の行動や結果が入っていなければ、誰が判断しても材料が足りません。
反対に、AIの採点方法を突き止めようとするのも遠回りです。公開されていない配点や通過点は、外から正確には分かりません。「この言葉を入れれば加点される」「カメラを何秒見れば通る」といった情報を集めても、応募企業の設定と一致する保証はありません。
内部の点数を予想するより、質問に答えるための事実をそろえるほうが、自分で確かめながら進められます。
判断の仕組みが分からなくてもできる準備
経験を一つ選び、次の内容を短く書き出してください。
- 何が起きていたか
- 自分は何を担当したか
- 実際に何をしたか
- その行動を選んだ理由
- 結果を何で確かめたか
「協調性があります」だけでは、評価レポートにも人の確認にも使える根拠が足りません。「四人の班で進捗表を作り、遅れていた二つの作業を担当者と締切つきで分け直した」のように、本人の行動が分かる形に直します。
AIが整理する場合でも、人が録画を見る場合でも、材料になるのは受検中に話した内容です。書き出した5項目のうち、答えに詰まった項目を一つ埋めるところから始めてください。
回答の整理方法
自分の経験からAI面接用の回答を作る手順は、こちらの記事にまとめています。
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確認した公式情報
確認日:2026年9月15日