AI面接で「やり直せる」と書かれていても、中断後の再開、回答の撮り直し、面接全体の再受検は別の操作です。 本番回答を送信したあと、本人の希望だけで最初から受け直せるとは限りません。
練習問題を繰り返せることや、顔写真を撮り直せることも、本番回答の再回答を意味しません。まず何をやり直したいのかを分けます。
1. 四つの「やり直し」を分ける
| 種類 | 意味 | 誰が決めるか |
|---|---|---|
| 技術的な再開 | 通信切断後に途中から続ける | サービス仕様と受検案内 |
| 質問の再回答 | 同じ本番質問をもう一度録る | 企業設定またはサービス仕様 |
| 面接全体の再受検 | 最初から一式を受け直す | 多くは応募企業の判断 |
| 練習の繰り返し | 評価されない練習問題を試す | 練習機能の仕様 |
「撮り直し可」という体験談を見ても、それがどの種類を指すか分からなければ、自分の受検には適用できません。
2. SHaiNは中断後の再開と最初からの受け直しが別
SHaiNの公式FAQでは、中断時に回答済み内容が保存され、再起動後は続きの質問から再開できます。一方、開始済みの面接を最初からやり直すことはできないと案内されています。
顔写真は確定前なら撮り直せますが、これは本番回答とは別です。IDが再発行された場合は以前の続きから再開できず、最初からになるため、期限やIDの問題は応募企業へ確認します。
3. PeopleXの途中再開は任意の撮り直しではない
PeopleXは、通信切断などで途中離脱した場合、中断時に進行していた質問テーマの冒頭から再開する仕組みを公表しています。中断で不完全になった録画範囲を無効化し、再開後の完全な回答を正とします。
これは技術トラブルから復帰する仕組みです。完了した回答を見直して好きなだけ撮り直す機能や、面接全体を任意に再受検する仕組みとしては公表されていません。
4. HireVueは企業設定で回答回数が変わる
HireVue OnDemandでは、質問ごとの回答可能回数を採用企業が設定します。開始前の説明画面で回数を確認し、本番回答を送信したあとは同じ質問へ戻れません。
面接全体を再受検するには、採用企業の承認と新しい面接リンクが必要です。候補者サポートへ依頼するだけでは再設定できないと公式ヘルプは説明しています。
5. 本番前に確認する画面は三つ
- 開始前の説明画面で、回答可能回数を見る
- 練習画面で、練習と本番の境界を確認する
- 送信ボタンを押す前に、戻れない旨の注意を見る
「練習では撮り直せたから、本番も同じ」と推測しないことが大切です。 録画型と対話型の違いによっても、質問の進み方は変わります。
6. 再受検を相談するときに伝えること
話し直したいという理由だけでなく、技術的な問題があった場合は事実を具体的に伝えます。
- 発生時刻と質問番号
- 画面に出たエラー
- 回答が送信されたか不明であること
- 再度URLを開いたときの表示
- 使用端末とブラウザ
合否への不安から何度もリンクを開き直すより、現在の状態を記録し、応募先の指示を待ちます。
確認した公式情報
- SHaiN 受検者FAQ
- PeopleX 途中離脱からの再開技術
- HireVue Restart Your Interview
- HireVue Practice the Interview on Your Computer
確認日:2026年9月18日
