AI面接の練習は、ChatGPTに「面接練習をして」と送るだけでも始められます。ただ、それだけだと質問がまとまって出たり、毎回長い模範回答を作られたりして、声に出す練習にならないことがあります。

一問ずつ出し、自分が答えた後に深掘りしてもらうように指定します。練習時間は15分あれば足ります。

先に決めること

練習を始める前に、次の内容だけ決めます。

項目設定例
応募区分新卒採用
応募職種法人営業
練習テーマガクチカ
最初の回答60秒程度
深掘りの回数3問

企業名や実名を入れなくても練習できます。「食品メーカーの営業職」のように幅を持たせてかまいません。

コピペ用プロンプト

次の文をChatGPTに貼り、【 】の中だけ変えてください。

あなたはAI面接の練習相手です。

応募区分は【新卒採用】、応募職種は【法人営業】です。今回は【ガクチカ】を練習します。

次のルールを守ってください。

・質問は必ず1問ずつ出す

・最初は「学生時代に力を入れたことを教えてください」と聞く

・私の回答後、その内容に合わせて深掘り質問を1問出す

・深掘りは「自分の役割」「行動を選んだ理由」「途中の失敗」「結果を確かめた方法」の中から選ぶ

・深掘りは3問で終える

・私が答える前に模範回答を出さない

・最後にだけ、質問へ答えているか、自分の行動が分かるか、事実と推測が混ざっていないかを指摘する

・私の経験にない事実や数字を追加しない

それでは、1問目から始めてください。

プロンプトを送ったら、キーボードで回答する前に、まず声に出します。話し終えてから、要点をチャットに入れて次の質問を受けます。

15分の練習

最初の5分

ガクチカを60秒程度で話します。スマートフォンの録音機能を使い、そのまま残してください。言い直しはしません。

話し終えたら、覚えている範囲で回答をチャットに入力します。音声入力を使う場合も、送信前に固有名詞や数字を確認します。

次の5分

深掘り3問に、一問ずつ声で答えます。言葉に詰まった質問は、上手く言えるまで繰り返すのではなく、足りなかった事実を1行でメモします。

たとえば「なぜ確認表を作ったのですか」に答えられなかったなら、「口頭説明は教える人ごとに変わると考えた」という事実を戻します。

最後の5分

最初の録音を聞きます。見るのは次の2点です。

  • 質問に対する結論が、最初の2文の中にあるか
  • チームの成果だけでなく、自分がした行動を言っているか

この2点のどちらかが抜けていれば、一度だけ録り直します。毎回新しい回答文をChatGPTに書かせると、自分の言葉が定まらないまま練習が終わります。

質問を変える方法

ガクチカ以外を練習する場合は、プロンプトの練習テーマと最初の質問を差し替えます。

テーマ最初の質問深掘りで見る材料
志望理由弊社を志望する理由を教えてください関心を持ったきっかけ、他社との違い、自分の経験との接点
自己PRあなたの強みを教えてください強みが出た行動、結果、別の場面での再現
困難な経験困難だったことと対応を教えてください最初の対応、途中の修正、結果、次回への改善

AI面接で聞かれる5テーマを見ると、自分がまだ練習していないテーマを選べます。

実際のAI面接との違い

この練習では、実際のAI面接サービスの採点は再現できません。応募企業は質問、評価項目、制限時間を個別に設定できます。映像や音声の扱いもサービスで同じではありません。

ChatGPTは、答えに抜けた事実を見つけ、次の質問を出す練習相手として使います。何点なら通過するかを占わせる使い方は勧めません。

入力する情報

名前、住所、学籍番号、他人の実名は、練習に必要ありません。企業や大学が外部共有を禁止している情報も入力しないでください。

ChatGPTには、会話をモデル改善に使うかどうかを管理するデータコントロールがあります。一時チャットは履歴に表示されず、モデルの改善には使われませんが、安全目的で最大30日保持されることがあるとOpenAIは説明しています。実際の表示や利用条件は、使用しているプランと組織設定を確認してください。

入力前に個人情報を消してください。練習に不要な情報は、最初から送らないのが安全です。

回答を一本仕上げたい方へ

上のプロンプトは、15分で練習するための短い版です。話す経験自体を選べていない場合や、曖昧な回答から作り直したい場合は、材料探しの段階から始めます。

有料noteには、経験を探す質問、回答文の作成、曖昧な表現の修正、深掘り練習までを一問ずつ進めるプロンプトを収録しています。

本質から分かるAI面接対策の教科書【回答作成プロンプト付き・保存版】

確認した公式情報

確認日:2026年9月24日